報道

ジャーナリストの常岡浩介さんがアフガニスタンで拉致されたというニュースがテレビで報じられていた。



アフガン北東部で取材中の日本人ジャーナリストが消息不明に 外務省などが情報収集(FNN)

アフガニスタン北東部で取材中の日本人ジャーナリストが連絡が取れず、消息不明となっていることがわかり、外務省などが情報収集にあたっている。
消息不明になっているのは、長崎県出身のジャーナリスト・常岡浩介さん(40)。
現地で連絡を取り合っていたジャーナリスト・久保田 弘信さんによると、常岡さんは、現地で旧タリバン幹部のインタビュー取材をしていて、久保田さんは、現地の友人から、「常岡さんが何者かに拉致された」との一報を受けたという。
久保田さんは「アフガニスタンの友人からメールをもらって、『残念なことに、常岡氏が誘拐されてしまいました。この件に関しては、われわれの方で一生懸命解放に向け努力する』と」と話した。
常岡さんは3月18日、アフガニスタン入りし、首都カブールやジャララバードを取材したあと、4月1日に現地ガイドとともに、北東部の町クンドゥズで、反政府勢力タリバンの幹部に会って以降、消息不明となっている。
(上記リンクより全文引用)


アフガンで日本人ジャーナリスト連絡絶つ(TBS)

アフガニスタンで取材中の日本人ジャーナリストが知人との連絡を絶っていることがわかりました。

 連絡が取れなくなっているのは、フリージャーナリストの常岡浩介さんです。これまで現地で連絡を取り合っていたジャーナリスト・久保田弘信さんによると、常岡さんは先月18日にアフガニスタン入りし、カブールやジャララバードで取材していたということです。

 その後、常岡さんはタリバンの支配地域に入ったあと、一昨日からメールによる連絡を絶ったということです。

 関係者によると、現地で一緒に行動していたガイドが「常岡さんが何者かに拉致された」と話しているということです。(02日09:29)
(上記リンクより全文引用)

興味深いのは”常岡浩介”とグーグルのニュース検索をすると、4月2日午後12時の時点では上記のフジテレビとTBSのソースしかなかったということ。


そんでtwitterを漁っていると、こんな呟きが。



HASSANKONAKATA(中田考) on twitter

ツイッターを発信する暇がない。マスコミには伏せておくように、とのことだったのに流れてしまった。しかもタリバンに誘拐された模様、という大誤報でだ。取り急ぎ、以下のことだけ伝えておかなくては。(続く
(上記リンクより全文引用)

――HASSANKONAKATA(中田考) on twitter

常岡氏がタリバン支配地に入る前に、タリバン側から、「我々の方では貴兄が来ることに問題はないが、我々と接触したことが分ると、アメリカとアフガニスタン政府の諜報員にタリバンの犯行に見せかけて殺害されることが心配だ」との連絡があり、それでも敢えて行く、ということで彼は出発しました。
(上記リンクより全文引用)

この呟きを真実としてみて見ると、何でフジテレビとTBSだけがこの邦人誘拐?事件を報じているのか、何故新聞社や通信社が後追い記事を書かないのかがなんとなく分かる。これ、大丈夫なんだろうか。

(追記)
と思ったら、通信社や常岡さんの地元紙が後追い。